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EMQX Databricks 統合

MQTT データを Databricks に取り込む

EMQX で MQTT テレメトリを前処理して Amazon S3 に保存し、Databricks に取り込んで SQL 分析や機械学習に活用できます。

概要

Databricks でデバイスデータを活用

テレメトリと業務データを組み合わせて運用状況を調査し、アナリティクスや AI 向けのデータセットを構築できます。

ビジネスコンテキストを追加

Databricks 上でデバイスイベントを保守・生産・業務の記録と組み合わせ、運用上の課題を調査できます。

すぐに使えるデータを保存

ファイルを書き込む前に EMQX でメッセージをフィルタリングし、ペイロードを整形することで、分析に必要なフィールドだけをレイクハウスに届けます。

データ取り込みと分析を分離

S3 を共有ストレージレイヤーとして使用します。EMQX がデバイスデータをアップロードし、Databricks は独自のスケジュールでファイルを読み込んで処理します。

アーキテクチャ

MQTT メッセージから Databricks のクエリまで

EMQX がメッセージを前処理して Amazon S3 にファイルを書き込みます。Databricks は Unity Catalog の外部ロケーションを通じてこれらのファイルを読み込み、SQL クエリやその後の処理に利用します。

  1. 収集

    MQTT デバイス

    テレメトリとイベント

  2. 処理・ルーティング EMQX

    ルール + S3 Sink

    フィルタリング · 変換 · アップロード

  3. 保存

    Amazon S3

    指定したバケットとプレフィックス

  4. 分析

    Databricks

    外部ロケーション · SQL · AI

シグナルからデータセットへ

MQTT Amazon S3 Databricks
テレメトリの例
デバイス温度 °C観測時刻
sensor-0123.809:42:18
sensor-0224.109:42:21
sensor-0322.609:42:24

機能

レイクハウスに届けるデータを制御

MQTT メッセージをフィルタリングし、ファイル形式を選択して、Databricks が読み込みやすいように S3 へのアップロードを整理できます。

フィルタリングと変換

SQL ルールでトピックとペイロードのフィールドを選択します。S3 Sink が書き込む前に、不要なメッセージを除外し、レコードを変換できます。

形式とバッチ処理を選択

メッセージを個別に書き込むことも、レコードをまとめて CSV、JSON Lines、Parquet ファイルに書き込むこともできます。バッチごとにレコード数または時間の上限を設定でき、利用できる形式は EMQX のバージョンによって異なります。

S3 内のファイルを整理

対応するテンプレート変数で S3 のオブジェクトキーを設定し、時間やアップロード順にファイルをグループ化することで、Databricks が一貫したパスから読み込めるようにします。

仕組み

4 ステップでデータ取り込みを設定

事前に、S3 統合に対応した EMQX 環境、S3 バケット、Unity Catalog を有効にした Databricks on AWS ワークスペースを用意してください。

  1. 01

    S3 アクセスを設定

    バケットとプレフィックスを選択し、その S3 パスに対応する Databricks のストレージ資格情報と外部ロケーションを作成します。

  2. 02

    EMQX を S3 に接続

    リージョンのエンドポイントと AWS 認証情報を使って Amazon S3 コネクタを作成し、接続をテストします。

  3. 03

    ルールと Sink を定義

    SQL ルールを作成して S3 Sink を追加し、オブジェクトキー、ファイル形式、アップロード方式を設定します。

  4. 04

    パブリッシュして検証

    テスト用の MQTT メッセージをパブリッシュします。S3 に生成されたファイルを確認し、Databricks から読み込んでデータと形式が正しいことを確かめます。

ユースケース

テレメトリから運用インサイトを引き出す

Databricks で設備の履歴を分析し、拠点間を比較して、機械学習用のデータを準備できます。

設備のトレンド分析

温度、振動、ステータスの履歴を保守記録と照らし合わせ、設備の挙動の変化を把握します。

産業用 IoT の詳細を見る

拠点間のパフォーマンス比較

テレメトリを生産・エネルギー・位置データと組み合わせ、拠点、資産、期間ごとにパフォーマンスを比較します。

機械学習用データセット

過去のテレメトリからデータセットを構築し、Databricks での特徴量エンジニアリング、モデルのトレーニングと評価に活用します。

FAQ

よくある質問

Databricks へのデータ取り込みパイプラインを構築

EMQX の専門家と一緒に、MQTT データの取り込み、S3 ストレージ、Databricks のワークフローを計画しましょう。